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2024年度「日本デザイン学会第3支部報告集」募集案内・投稿申込

日本デザイン学会第3支部会員各位

 日本デザイン学会第3支部
支部長 黄ロビン
担当幹事 弓立順子

「日本デザイン学会第3支部報告集」に関するご案内

日本デザイン学会第3支部では、2017年度より支部会員のデザイン活動や研究活動の発表の場として、「日本デザイン学会第3支部報告集」を刊行しています。

ここ北陸・中部地区は日本のものづくり産業の集積地であり、産業界においてもデザインが大きな役割を果たしていると言えます。報告集ではデザイン学研究に関する幅広い報告を募集いたします。発表対象は、既に具体化・商品化したものから、試作・研究レベルのものまで幅広く対象といたします。会員の皆様ならびに一般の方からも多数のご投稿をお待ちしております。

なお第3支部報告集に投稿していただけますと、研究発表会「梗概集」と合本して、「概要集」の名称で発行(電子出版、ISSN番号付き)いたします。

名称

日本デザイン学会第3支部報告集

査読

なし

目的

支部会員(一般も含む)のデザイン活動や研究活動の発表

報告集テーマ

デザインに関係したあらゆるテーマとします

報告集の体裁

予定として、本年度よりWEB報告集となり、第3支部研究発表概要集と合本します。

掲載料

本年度よりWEB系サイトなるため、執筆者へは報告集、抜き刷りの送付はありません)

  • 会員価格2〜6ページ:1000円
  • 一般価格2〜6ページ:3000円
振込先

ゆうちょ銀行
【店名】二〇八(読み:二ゼロハチ)
【店番】208
【預金種目】普通預金
【口座番号】2295363
【名前】コウロビン

投稿予約・論文原稿提出先

論文は報告集投稿フォームからご提出してください。

報告集担当事務局

〒463-0021 愛知県名古屋市守山区大森2丁目1723
金城学院大学生活環境学部環境デザイン学科 弓立順子
TEL:052-798-0180(代) FAX:052-798-0370(学部共通)
yudate_junko[at]kinjo-u.ac.jp  ([at]=@)

スケジュール

  1. 【申込】        2025年1月31日投稿申込締切り
  2. 【原稿提出】  2025年2月10日報告集原稿締切り(完全版下原稿をお送りください)
    投稿料の振込(振込をもって原稿受け取りとします)
  3. 【出版】        2025年3月末 WEB報告集を電子出版(WEB公開)

フォーマット

報告集フォーマット(docx)

報告集投稿申込&原稿投稿フォームへ移動

2024年度第3支部研究発表会案内、参加申込、概要投稿フォーム

日本デザイン学会第3支部 2024年度 研究発表会のご案内

時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日本デザイン学会第3支部では、例年開催しておりました研究発表会を、今年度は金城学院大学にて完全対面形式で開催いたします。つきましては、口頭発表、ポスター発表を募集しますので皆様の研究成果をこの機会に是非ご発表ください。

また、「第3支部報告集」に投稿していただけますと、研究発表会「梗概集」と合本して、「概要集」の名称で発行(電子出版、ISSN番号付き)し、研究発表会にも無料で参加できます。詳しくは「第3支部報告集に関するお知らせ」をご確認ください。

日本デザイン学会第3支部 支部長 黄ロビン

開催概要

目的

第3支部会員の活動・研究の発表会を通じて相互に知り合い、交流を深めます。

発表内容

デザインに関係したあらゆるテーマが発表対象です。発表者自身が行ってきたデザイン研究、今後のデザイン研究の方向性・発展性等について、発表形式にとらわれず、自由な発想と方法とによって発表していただきます。

開催日時

2025年2月22日(土)

受付開始:10時00分より
研究発表会:10時30分 ~ 17時(予定)

会場

金城学院大学(E1棟 2階 205・206)

〒463-8521 愛知県名古屋市守山区大森2丁目1723

発表形式

口頭発表

発表時間:15分(発表10分・質疑応答 3分・入替2分)

ポスター発表

A1サイズポスター2枚まで(展示・実演を歓迎します)

※今年度は学生発表のみではなく,一般からの発表も受け付けます。

表彰制度

本発表会での口頭発表、ポスター発表から優秀演題を選出し、発表者を表彰します。

参加費

  • 会 員:1,500円
  • 会員外:2,500円
  • 学 生:500円

(参加者、発表者共通)

参加・発表の申込み

※第3支部会員に限らずご参加いただけます。

◇発表申し込み:  2025年1月31日(金)
 発表概要提出締切:2025年2月10日(月)

下部の参加 / 発表申込オンライン登録フォームからお申し込みください。
発表者は全員、発表概要(A4サイズ1~2枚)のPDFファイル(20MB未満)を発表概要オンライン登録フォームからアップロードしてください。
◎発表概要には、英語(80 Words以内)または、日本語(200文字以内)の概要を記述してください。

◇参加のみ(聴講のみ)申込み締切:2025年2月1日(土)

参加 / 発表申込オンライン登録フォームからお申し込みください。
※オンライン登録フォームからの各申込、概要提出に不具合が発生した場合は下記事務局にお問合せください。

事 務 局(お問合せ窓口)

研究発表会担当事務局

〒386-1214 長野県上田市下之郷658-1
長野大学 企業情報学部 石川義宗
TEL: 0268-39-0143
E-Mail:yoshimune-ishikawa[at]nagano.ac.jp( [at] = アットマーク)


参加 / 発表申込 オンライン登録フォーム

参加/発表申込フォーム


発表概要 オンライン投稿フォーム

概要提出フォーム

2024年度研究発表会参加 / 発表申込書

    氏名/フリガナ(必須)




    セイ

    メイ

    参加費振込者の名称と同じになるようにしてください。

    所属(必須)

    大学/会社

    学部/部署

    学科/グループ

    会員種別(必須)

    連絡先住所(必須)

    自宅勤務先

    電話番号

    メールアドレス(必須)

    連絡先住所、電話番号、E-mailアドレス欄には、ご自宅、勤務先どちらかご都合の良い方をご記入ください。

    参加区分

    口頭発表ポスター発表参加のみ

    発表題目

    副題(任意)

    通信欄

    発表に関するご要望・お問い合わせを具体的にご記入ください。

    送信前に、入力内容を確認し、チェックを入れてください。

    送信後、この下にメッセージ(入力内容)が正常に送信されたかどうかのメッセージが表示されます。正常に送信された場合、入力された内容がメールアドレスに返信されます。
    もし、正常に送信されたにもかかわらず、2~3日経過しても返信がない場合は、第3支部研究発表会事務局までお問い合わせください。

    2023年度「日本デザイン学会奨励賞第3支部」報告

    名 称
    日本デザイン学会奨励賞第3支部
    目 的
    表彰制度による学生の研究・制作活動に対する評価
    対 象
    日本デザイン学会第3支部会員(教員)在籍の大学院、大学、短期大学において、 特に優秀な研究、制作を行った学生、大学院生
    人 数
    学部枠2名・大学院前期課程(修士)枠2名、大学院後期課程(博士)枠2名/各所属機関

    受賞者:

    (順不同)

    金城学院大学

    「花織」新たな花の飾り方
    鈴木 亜季 (生活環境学部 環境デザイン学科 空間デザインコース)
    推薦者:弓立 順子
    フラワーロスに焦点をあて、廃棄花を利用したインテリア製品の開発を行った。花びらや茎などで作ることができるかの実験に始まり、新たな花の楽しみ方としてアートパネル5作品を制作した。更に制作した素材を使用したワークショップを開催し、フラワーロス課題の認知向上を試みた。作品の完成度のみならず、誰でも簡単にアート作品を作ることができる仕組みを模索した点が優れており、ここに推薦いたします。

    椙山女学園大学

    色弱者でも楽しめる食器と食材の組み合わせの研究
    澤田 千穂 (生活科学部 生活環境デザイン学科)
    推薦者:滝本成人
    色覚ゴーグルを使用し、食材は和・洋・中・韓を実験した。次に食器は伝統的な食器で実験した。この結果、青い食器に黄色い食材を伸せることが、最も影響が少ないことを明らかにした。まとめでは、染付や金継など伝統技法を論じた。興味深い研究であった
    micro -表面に機能があるものの理解を深める-
    伊田 裕里菜 (生活科学部 生活環境デザイン学科)
    推薦者:山下健
    マジックテープやヨーグルトの蓋など表面に微細な加工を施すことで機能を持つものを、顕微鏡やマイクロスコープ等を用いて形状の特徴を調査し、特徴がわかる大きさに拡大して、さまざまな模型を制作した。鑑賞者が実際に体験することで、日常では意識しない技術に対する気付きを与えたことを評価した。

    愛知産業大学

    BE THE 1 〜あなたの運命の一着に〜アパレル業界における廃棄ロス問題の研究と提案
    安井 陽香 (造形学部 スマートデザイン学科)
    推薦者:森理恵
    アパレル業界における問題点の解決に向けた本研究は、多くの人が愛着を持って長く着続けられる服を提供したいという思いから提案された。洋服のパーツ(身ごろ、襟、袖、ボタンなど)を店頭に陳列し、自分だけの洋服をデザインすることができる。オーダーメイドスーツとは違い、普段着を手軽に購入できる仕組みの提案である。古くなった服はパーツを替えて魅力あるものへ蘇らせる。愛着を持って長く使い続ける循環型ものづくりの提案である。社会課題に真摯な姿勢で取り組み、ブランディングからロゴマーク、商品デザインまでトータルで提案している点が評価できる。
    人々の環境保護意識を促すコンテンツの提案(研究・開発)
    森川 円麗(造形学部 スマートデザイン学科)
    推薦者:廣瀬伸行
    豊かな環境にいると実感し難い環境問題の啓発を目的とし、ユーザーと動物がチャット形式(対話内容に応じて変化する動物のイラスト付き)の分岐するストーリー体験の中で、徐々にユーザーの身近な行動と環境問題との関係について気づきを与える対話コンテンツを提案した。ユーザーに環境問題への危機感や喪失感を与えるために絶滅危惧種ホッキョクグマに焦点し、ユーザーとシロクマ間の数日間の対話で進行する分岐的なストーリー展開の中で最終的には環境問題に起因した動物の死という展開を作成した。制作だけにとどまらず、ユーザーに与えた環境問題意識を検証するためにユーザーの評価を定量的、定性的に分析し、ストーリー展開の問題点や改善点を明らかにしようと試みた点が評価できる。

    福井工業大学

    原子力防災ピクトグラム及び意識啓発グッズの提案
    酒井 梨世 (環境情報学部 デザイン学科 メディアデザインコース)
    推薦者:川島洋一
    原子力防災のための公式ピクトグラムはこれまで存在しなかった。本作品は、学外より本学へ依頼されたピクトグラムを学生本人が制作した成果と、それを利用して原子力防災を促すボードゲームを制作している。このピクトグラムは、内閣府によって利用されることが検討されており、社会的意義が認められる。
    着せ替え道路
    縫田 陽和 (環境情報学部 デザイン学科)
    推薦者:川島洋一
    本作品では、人に優しい道路を取り戻すため、地域独自の色と模様が配置された新しい仕組みのボンエルフを提案した。研究対象とする実際の道路で歩行者へのアンケート調査を行うなど、制作だけでなく必要な調査も行った。
    足羽川AQUAテラスにおける河川空間のオープン化による効果と課題
    饗庭 大喜 (工学研究科 社会システム学専攻 デザイン学コース)
    推薦者:川島洋一
    福井市の足羽川における河川空間の利用実態や占用主体の事業スキーム・取り組みを分析し、その親水機能や課題を整理した。院生本人は、在学中に積極的に足羽川周辺の活性化活動に関与し、実践を通して得た知見と、学術的な調査・分析結果を合わせた優れた研究である。
    小中学生を対象とした広報印刷物の提案とその評価 ~自治体により配布される広報印刷物の制作を通して~
    葛西 朱里 (工学研究科 社会システム学専攻 デザイン学コース)
    推薦者:川島洋一
    本研究は、自治体が発行する印刷物の効果について実践的に調査を行うものであり、デザイン制作を主とする取り組みである。実行可能な研究計画の立案、アンケート等を用いた正しい計画の実行、論理的に正しい結論の導出など、奨励賞にふさわしいと認められるため推薦する。

    名古屋学芸大学

    チューニング・デザイン
    川上 真里奈 (メディア造形学部 デザイン学科 プロダクトデザイン領域)
    推薦者:黄ロビン
    前期の研究では、影山氏一連の「余白デザイン」研究に基づき、「余白と曖昧の関係」を中心に事例研究・考察し、「デザインの余白の削減」の是非を論述。彼女の結論は「グラデーションで変化していく中から心地よいポイントを探る行為」を「ファインチューニング(微調整)」と定義。 その後、この独自のデザイン論から展開し、5点のファインチューニングデザインを提案。
    書く・描く行為の考察
    江頭 美保 (メディア造形学部 デザイン学科 プロダクトデザイン領域)
    推薦者:黄ロビン
    本研究の前半は、書く・描く行為についてアンケート調査をし、この行為の動機・感覚などを解析。 この研究の結果によって、従来の文具と違う視点から、ワクワクして書き・描きたくなる新たな文房具を提案。文具を再定義した研究である。
    天然染めの経年美化を活かした テキスタイルデザインに関する研究
    花井 菜月 (メディア造形研究科)
    推薦者:黄ロビン
    天然染料の耐光堅ろう性の低さに着目し、色相の経時変化の違う染料を重ね染めして色相が経時変化することを利用したテキスタイルデザインに関する研究である。一部のデニムやレザーにみられる経年変化を楽しむ志向とは一線を画すこの着想は高く評価できる。 さらに、色相変化を科学的に検証し、無限に考えられる色相の変化を予測して設計することを試みている。 新規性の高い研究内容であり、今後の展開も期待できる。 これらの成果をもとに制作した衣裳作品は、従来よくみられる自然志向とは異なり人工的な色彩と造形である点も新鮮である。(文責:島上祐樹)

    名古屋工業大学

    #工場萌え体験記
    森下あゆ(工学部 社会工学科 建築・デザイン分野)
    推薦者:伊藤孝紀
    郷里である四日市市のコンビナート景観を観ることが、”萌える”ことだという。異なる視点から捉えると悪景観に思えるコンビナートを、その魅力を引き立てるように敷地を読み解き、空間デザインに落とし込んでいる。実直かつ観察眼に富んだ発想力と空間構成を評価して推薦するものである。

    以上

    2022年度「日本デザイン学会奨励賞第3支部」報告

    名 称
    日本デザイン学会奨励賞第3支部
    目 的
    表彰制度による学生の研究・制作活動に対する評価
    対 象
    日本デザイン学会第3支部会員(教員)在籍の大学院、大学、短期大学において、 特に優秀な研究、制作を行った学生、大学院生
    人 数
    学部枠2名・大学院前期課程(修士)枠2名、大学院後期課程(博士)枠2名/各所属機関

    受賞者:

    (順不同)

    金城学院大学

    アップサイクル事業のモデルケース~自動車の内装廃材を利用した商品開発~
    原 蒼 (生活環境学部 環境デザイン学科 空間デザインコース)
    推薦者:弓立 順子
    SDGsを意識したアップサイクルの商品開発を行った。「誰にでも簡単且つ安全に制作できる」というコンセプトの元に、単にデザイン・制作を行っただけではなく、企業と連携し実践のワークショップを2回開催した。ものづくりを通した教育概念の在り方と、企業の新しい取り組みとしてのデザイン提案ができた。

    名古屋学芸大学

    エモーストコネクト
    小澤 護正 (メディア造形学部 デザイン学科 プロダクトデザイン領域)
    推薦者:黄ロビン
    ジェンダフリーの時代において、男児・女児専用玩具の境目が無くなりつつある。綿密な意識調査と多量な市場調査・比較によって、男女問わずのヒーロー像を分析・解明。この研究に基づき、男女差のない玩具を提案。物語、キャラクターの設定から、おもちゃをデザインし、遊び方までトータルで考案したことを高く評価したい。
    EMIEL
    日比野 太郎 (メディア造形学部 デザイン学科 プロダクトデザイン領域)
    推薦者:黄ロビン
    前期のアンケート調査より、ユニックな2人乗りEVバイクのデザインを提案。運転するライダーを後方に、共乗者を前方に配置し、可変機構による1人乗りと2人乗り共対応できる、斬新なツーリングスタイルを実現。

    椙山女学園大学

    marble -廃プラスチックを使用した店舗什器の提案-
    加藤 舞 (生活科学部 生活環境デザイン学科)
    推薦者:山下健
    大学の制作授業の過程で毎年廃棄されるPPシートの端材に着目し、端材から板材を成形して文具売り場用の小型什器の制作を行なった。廃プラスチックを利用した提案や廃材から作られる建材の事例は多くある中で、具体的な用途を定めて完成度の高い什器提案であったため、推薦いたします。また、什器制作の過程で出てしまう端材も再成形して、制作に再利用する点も評価しました。
    kaleido light -部屋を彩る投影式万華鏡-
    山田 玲愛 (生活科学部 生活環境デザイン学科)
    推薦者:山下健
    壁や天井に万華鏡の像を映す投影式万華鏡の提案である。空間全体に複数の像を投影するために、投影方向の異なる6つの万華鏡をかさ歯車で連結して、ハンドルを回すと複数の像が一斉に変化する機構を制作した。独自の機構を制作し、使用する鏡やレンズについても多くの検討を行うなどプロセス含めて評価し、推薦いたします。

    福井工業大学

    小説「1984年」をモチーフにしたタイポグラフィ・グラフィック制作
    面谷 琢史 (環境情報学部 デザイン学科 メディアデザインコース)
    推薦者:村井陽平
    ジョージ・オーウェルの代表作「1984年」をモチーフとした卒業制作であり、作成したタイポグラフィ「Orwell」と、画像生成AI「Midjourney」で生成した画像を組み合わせたグラフィックの制作である。AIと人間の共同制作としての表現作品は、未来のクリエイティヴワークのあり方のさきがけとなる優れた制作であるため、彼を奨励賞に推薦をします。
    Rakubo 限られた生活空間を活かした創作家具
    米田 佳史 (環境情報学部 デザイン学科 都市デザインコース)
    推薦者:村井陽平
    本制作は、作者が大学生活をワンルームマンションで過ごした経験に基づき、発想されたものである。狭い室内に家具を配置すると、自由に過ごせるスペースが限られる。このことから、収納ボックスをPCデスクや仮眠スペースなど、様々な形態に変化させられるシステムを考案した。また、制作も自身の手で行っており、プロトタイピングを繰り返す中で課題を発見して完成度を高めていった。

    名古屋市立大学

    “収穫体験のメンタルモデル”を用いた木育什器の開発・検証
    清島 樹 (芸術工学研究科 産業イノベーションデザイン領域)
    推薦者:影山友章
    “収穫体験”という人類が普遍的に備えるメンタルモデルに着目し、根菜を穴から抜き取ったり、果実を木からもぎ取るという新しい什器を創出した。野菜の移動販売車のデザインという産学連携プロジェクトにてそれら実現し、尚且つ、その什器の有効性を客観的に実証できていた点が評価に値する。

    名古屋工業大学

    芽吹く町薬場
    大橋 毅志 (工学部 社会工学科 建築・デザイン分野)
    推薦者:伊藤孝紀
    地域に根差した風景を上手く活かしながら、農業と薬草、その加工から利用方法と役場機能との融合を図った新規性の高い作品である。地域の活性化と景観形成に寄与する意欲作であることから推薦する。
    伝統⼯芸から拡がる居所 −まちで⾒守るフリースクール −
    村上 諒叡 (工学部 社会工学科 建築・デザイン分野)
    推薦者:伊藤孝紀
    社会的に課題である子ども達のフリースクールのあり方と伝統工芸の職人が、空間のなかで連携しながらプログラムを形成する物語的な建築の提案である。京都の特殊地形を活かしながら、課題解決に取り組むためのサードプレイスを標榜した先駆的な空間であることから推薦する。

    以上

    2023年度「日本デザイン学会奨励賞第3支部」募集案内・フォーム

    日本デザイン学会第3支部会員各位

    日本デザイン学会第3支部
    支部長 黄ロビン
    奨励賞担当幹事 廣瀬伸行、石川義宗

    「日本デザイン学会奨励賞第3支部」に関するお知らせ

    日本デザイン学会第3支部では、支部会員のデザイン活動や研究活動の発表の場として、研究発表会、懇親会を開催し、会員間の交流を促進して参りました。これまでの研究発表会においても、学生・大学院生によって将来性を感じさせる優秀な作品や研究成果が発表され、学生間の刺激や交流が図られてきたと考えています。

    日本デザイン学会第3支部幹事会の学生表彰制度につきましては、各所属機関(大学、大学院、短期大学)において優秀な研究・制作活動を行った学生・大学院生を対象とした「奨励賞」と、第3支部研究発表会においての優秀な研究発表・ポスター発表を対象とした「優秀発表賞」の2制度を設け、2013年度よりスタートさせています。

    今回のお知らせは、各所属機関においての優秀な研究、制作活動を対象とした奨励賞表彰対象者の選考と推薦に関するお願いとなります。お手数をおかけしますが、本趣旨をご理解いただき、以下の選考方法、日程等をご確認いただき、表彰対象者をご推薦下さい。なお、2021年度より連名の表彰を廃止して、個人を表彰します。

    名称

    日本デザイン学会奨励賞第3支部

    目的

    表彰制度による学生の研究,制作活動に対する評価

    対象

    日本デザイン学会第3支部会員(教員)在籍の大学院,大学,短期大学において、特に優秀な研究,制作を行った学生,大学院生

    人数

    各所属機関

    • 学部枠2名
    • 大学院前期枠2名
    • 大学院後期枠2名
    • 短期大学枠2名

    選考方法

    各所属機関に所属するデザイン学会会員による選考(必ずしも所属機関代表や学科等の許諾を得る必要はない)

    表彰

    第3支部から賞状データをメール送付し,各機関にて印刷し行う

    日程

    • 推薦期限 2024 年2月29日(別紙推薦書か本ページ内のフォームにて学生賞担当幹事に送付)
    • 賞状データ送付 2024年3月4日(各機関の卒業式日程を考慮)

    お願い:奨励賞対象学生には、第3支部研究発表会での研究発表・ポスター発表をお勧めください。

    推薦方法

    以下の1,2いずれかの方法で推薦

    1. 下の推薦書フォームへ入力して送信

    2. 推薦フォーム書式(PDF)に記入したものを学生賞担当幹事にメール送付

    送信先 学生賞担当幹事

    学生賞担当幹事
    hirose[at]jssd3b.jp([at]=アットマーク)

    推薦書フォーム

    推薦期限は終了しました。ご推薦ありがとうございます。

    2023年度第3支部研究発表会案内、参加申込、概要投稿フォーム

    日本デザイン学会第3支部 2023年度 研究発表会のご案内

    時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日本デザイン学会第3支部では、例年開催しておりました研究発表会を、今年度は金沢美術工芸大学にて完全対面形式で開催いたします。つきましては、口頭発表、ポスター発表を募集しますので皆様の研究成果をこの機会に是非ご発表ください。

    また、「第3支部報告集」に投稿していただけますと、梗概集と合本で発行し、研究発表会にも無料で参加できます。詳しくは「第3支部報告集に関するお知らせ」をご確認ください。

    日本デザイン学会第3支部 支部長 黄ロビン

    開催概要

    目的

    第3支部会員の活動・研究の発表会を通じて相互に知り合い、交流を深めます。

    発表内容

    デザインに関係したあらゆるテーマが発表対象です。発表者自身が行ってきたデザイン研究、今後のデザイン研究の方向性・発展性等について、発表形式にとらわれず、自由な発想と方法とによって発表していただきます。

    開催日時

    2024年3月23日(土)

    受付開始:10時00分より
    研究発表会:10時30分 ~ 17時(予定)

    会場

    金沢美術工芸大学(デザイン棟)

    金沢市小立野2-40-1

    発表形式

    口頭発表

    発表時間:15分(発表10分・質疑応答 3分・入替2分)

    ポスター発表

    A1サイズポスター2枚まで(展示・実演を歓迎します)

    ※今年度は学生発表のみではなく,一般からの発表も受け付けます。

    表彰制度

    本発表会での口頭発表、ポスター発表から優秀演題を選出し、発表者を表彰します。

    参加費

    • 会 員:1,500円
    • 会員外:2,500円
    • 学 生:500円

    (参加者、発表者共通)

    参加・発表の申込み

    ※第3支部会員に限らずご参加いただけます。

    ◇発表申し込み:  2024年2月11日(日)
     発表概要提出締切:2024年2月19日(月)から
              2024年2月26日(月)に延長

    下部の参加 / 発表申込オンライン登録フォームからお申し込みください。
    発表者は全員、発表概要(A4サイズ1~2枚)のPDFファイル(20MB未満)を発表概要オンライン登録フォームからアップロードしてください。
    「申込期間を終了しました。」

    ◎発表概要には、英語(80 Words以内)または、日本語(200文字以内)の概要を記述してください。

    • 発表概要フォーマット(docx)
    • 発表概要フォーマット(indd)
      「申込期間を終了しました。」
    ◇参加のみ(聴講のみ)申込み締切:2024年3月1日(金)

    参加 / 発表申込オンライン登録フォームからお申し込みください。

    ※オンライン登録フォームからの各申込、概要提出に不具合が発生した場合は下記事務局にお問合せください。

    事 務 局(お問合せ窓口)

    研究発表会担当事務局

    〒464‐0083 名古屋市千種区北千種2‐1‐10
    名古屋市立大学芸術工学研究科 影山友章
    TEL: 052-721-5226
    E-Mail:t_kage[at]sda.nagoya-cu.ac.jp( [at] = アットマーク)


    参加 / 発表申込 オンライン登録フォーム

    参加/発表申込フォーム 「申込期間を終了しました。」


    発表概要 オンライン投稿フォーム

    概要提出フォーム「申込期間を終了しました。」

    2023年度「日本デザイン学会第3支部報告集」募集案内・投稿申込

    日本デザイン学会第3支部会員各位

     日本デザイン学会第3支部
    支部長 黄ロビン
    担当幹事 弓立順子

    「日本デザイン学会第3支部報告集」に関するご案内

    日本デザイン学会第3支部では、2017年度より支部会員のデザイン活動や研究活動の発表の場として、「日本デザイン学会第3支部報告集」を刊行しています。

    ここ北陸・中部地区は日本のものづくり産業の集積地であり、産業界においてもデザインが大きな役割を果たしていると言えます。報告集ではデザイン学研究に関する幅広い報告を募集いたします。発表対象は、既に具体化・商品化したものから、試作・研究レベルのものまで幅広く対象といたします。会員の皆様ならびに一般の方からも多数のご投稿をお待ちしております。

    なお本年度より支部報告集を梗概集と合本でWEB発行することになる予定です。詳しくは後日掲載の「第3支部報告集に関するお知らせ」をご確認ください。

    名称

    日本デザイン学会第3支部報告集

    査読

    なし

    目的

    支部会員(一般も含む)のデザイン活動や研究活動の発表

    報告集テーマ

    デザインに関係したあらゆるテーマとします

    報告集の体裁

    予定として、本年度よりWEB報告集となり、第3支部研究発表概要集と合本します。

    掲載料

    本年度よりWEB系サイトなるため、執筆者へは報告集、抜き刷りの送付はありません)

    • 会員価格2〜6ページ:1000円
    • 一般価格2〜6ページ:3000円
    振込先

    ゆうちょ銀行
    【店名】二〇八(読み:二ゼロハチ)
    【店番】208
    【預金種目】普通預金
    【口座番号】2295363
    【名前】コウロビン

    投稿予約・論文原稿提出先

    論文は報告集投稿フォームからご提出してください。

    報告集担当事務局

    〒463-0021 愛知県名古屋市守山区大森2丁目1723
    金城学院大学生活環境学部環境デザイン学科 弓立順子
    TEL:052-798-0180(代) FAX:052-798-0370(学部共通)
    yudate_junko[at]kinjo-u.ac.jp  ([at]=@)

    スケジュール

    1. 【申込】        2024年1月10日投稿申込締切り
    2. 【原稿提出】  2024年1月31日報告集原稿締切り(完全版下原稿をお送りください)
      投稿料の振込(振込をもって原稿受け取りとします)
    3. 【出版】        2024年3月末 WEB報告集を電子出版(WEB公開)

    フォーマット

    報告集フォーマット(docx)

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